何年振りだろう。久しぶりに出席する。毎回のことだが卒業生のひとくち講演がある。今回はとっても若い平
成24年卒業の峰崎真弥さんの「Drawing My Life」興味深い演目。内容は自分を見つめ直すため世界を旅する。まずシベリア鉄道に乗るために1番安価なルートとして境港港から旅が始まる。話の中で驚いたこと。旅に出る前にお母さまからNY在住でホームレスのアーティスト、ミリキタニ(三力谷)の絵ハガキ。彼女は彼に会いにNYへ。まさにこの写真がそうなのだ。

スクリーンに映し出されたミリキタニ氏と峰埼さん。手前は今日の本人さんである。

ミリキタニ氏の膝の上にはいつもの猫ちゃんが。2012年92歳で生涯の幕を閉じられた。貴重な写真ではないでしょうか。彼女は実家の江田島で彼のドキュメンタリー映画で映画監督のリンダさんを招聘して上映会を開催。驚いた! 2年くらい前だっただろうか?さくらぴあでの上映会と美術ギャラリーの素晴らしかった作品の数々とダブって、うれしい時間だった。

これはコラージュ作品。たぶん各ピースごとに思い入れがあり、1枚ごとに思いを込めて貼り付けただろう作品。センターの大きなカメが印象的だった。