年末に行けなかったお店、予約が取れたからとTご夫妻と「馳走卒啄一十」へ。私は初めてのお店。カウンターにはTVで拝見する料理家平野寿将氏が若い2名の料理人と手際のいい包丁さばきや動きは、カウンターで見ていて確かな料理であることを実証してくれているようだった。一品づつの説明の産地は、鹿児島、四国、北陸、東北、北海道と確かな旬の食材を、居ながらにして戴ける幸せをかみしめながらの3時間余り。今年初めての美しい満月と一緒に帰りました。
ワタリガニと貝 お塩とポン酢で。それぞれの産地をお聞きしたのですが、右から左忘れてしまいました。
好んでは食べない白子は備長炭で焼いて美味しかったです。自家製のカラスミもくどさがなくいただきました。
四万十川の青のりとアワビ。このお料理を食べた後のTさんの感想「お茶席で静かな動きから感じる風をこの青のりから感じる!」なかなかこの境地には到達できない!
お椀のふたには霧吹きが施された煮物椀。お料理との何か相関関係があるのだと思いながら問うてみることはしなかった。
朝掘り筍、やさしい早春の味でした。
卵かけごはんにトリュフ。やはり締めは白いご飯が頂きたい!途中、撮り忘れのメニューが数品。一品づつのボリュームは程よいのですが、2-3品少なくても十分満足できるお料理と思います。